7月10日投開票の参議院選挙では自民党ほか「改憲勢力」が得票を伸ばしたとされたが、安倍元首相殺害事件によって浮き彫りとなった「旧統一教会」と政治との問題。

 

　安倍元首相だけでなく政界との癒着、影響が水面下でいかに強化され、浸透していたのか。

　正直、一時期問題になっていた頃と比べて表舞台から遠ざかっていたと思っていたのだがとんでもなかった。

　米国でもブッシュ政権当時から共和党への同教会系団体による集票活動、影響は絶大らしい。

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　選挙で人手とカネを政治家に提供することを通じて政治家たちを買収する。

　そうして特定の団体組織の利害で政治が支配され政策を左右する。

　決して「旧統一教会」に限った話ではない。

　宗教団体、業界団体、労働組合すべてに言える事であり、特定の利害ある組織団体に支配された政治からの決別が問われているのだ。

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　参院選の結果から反転しよう。

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　この国の腐った政治の根源にメスを入れるチャンスだ。

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​　​憲法に明記された「政教分離」を守ってこなかった輩が唱える「憲法改正」のいかがわしきことはこの上ない。

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　そして選挙にカネがかかることの問題。

　それをいいことに政治を買収できる仕組みが保障されているのであり、つまり、カネのある者、組織に支配されやすい政治を困難であっても打ち破る必要があるのだ。

　

　だから私も、ボランティアとカンパによる選挙を貫いてきた。

 

​　ともに打ち破る同志を求む。

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​2022年7月31日　原田タケル