原田タケル ウェブサイト
藤沢市議&NPO法人共同代表
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2019.12月 議会報告
12月19日 一般質問
来年の市長選挙、2020年度という節目を迎えるにあたって、カギとなるのはやはり人-これからの日本社会が、少子超高齢社会に向かっていく中で、加えて、自然災害の脅威も想定を超える事態が発生するという前提に立って自治体運営を進めていかなければならない時代になっています。
最もそのポテンシャルを溜め込んでいるのは、高校生と市の職員ではないでしょうか。
右は、12/10総務委員会で審査された『市のプロジェクトとして「#藤キュン課」を発足することについての陳情』です。
この扱いを巡る委員会審査は大変面白かったです。
結果、多数決で趣旨了承となりましたが、実質的な動きになるかどうかはこれからの課題です。
そこで私の一般質問では、高校生をはじめとした若者の市政への参画を先進的に展開している青森県八戸市の取り組みについて紹介しながら、藤沢市での若者参画への意義を問いました。
そして、市の職員に向けて、神戸市が取り組む「地域貢献応援制度」といった公務員の新しいあり方を参考に取り入れるように提案しています。
ここにこそ希望があると考え、この二つの要素をどう活かすべきか、持続可能でより豊かな市政にしていくための未来デザインを提案する趣旨で一般質問を行いました。(PDFファイルに全文)
件名 若者と市職員のポテンシャルで描く2020未来デザイン
1台風15号19号からの教訓について
2市職員が「頼りになる拠点施設」のあり方について
3市政に高校生・若者とのパートナーシップを!について
10月25日 厚生環境委員会視察
春日井市「ハートフルパーキング事業」
10月23日~25日、厚生環境常任委員会で実施した視察、特に三日目の愛知県春日井市が行っている「ハートフルパーキング事業」について学んだ際に、委員誰もが、これを藤沢市でも応用できないかとの思いを抱き、共通する課題として検討が始まった。
その事業内容は、在宅医療・介護等を展開する事業者にとって、訪問先で駐車場を確保することの困難、煩雑な手続きなどに相当な手間が取られている課題の緩和、解決に向けて、訪問先周辺での駐車場所を無償で提供してくれる提供者を募り、訪問事業者とマッチングする仕組みを市が立ち上げて運用しているというものであった。
ここから、本市で抱える同様の課題にも共通して有用な取り組みであり、本市においてもこれを参考にした事業が検討できないかと委員間で意見がまとまり、まずは、本市の在宅医療や介護に関わる事業者の皆さんと、意見交換会を行うこととなった。
1月29日 事業者のみなさんと意見交換会
1月29日当日には仕事を終えた事業者の皆さんを市議会会議室にお招きし、当委員会委員7名と事業者9名、市役所担当課職員3名が参加しての意見交換会となった。
その中で事業者の皆さんから出された意見は、「地域包括で仕事をしていた時に町内会長から『路上駐車は緊急車両が入れなくなるので困る』と相談を受けた」「交差点に近いところ5分で戻る予定が戻れずに18000円の駐禁代を取られた」「罰金は個人負担になってしまう」「緊急の対応では自宅前に駐車せざるを得ない」「夜間の定期循環など広範囲なので自転車では難しい」「歯科診療では器材も多くて車が必要」「登録車両1台ごとに届けが必要だが20台を動かしていてその事務手続きだけで大変」「警察署時間内での申請などが負担。ネット対応できないのか」等々、現場の切実な話を聞くことが出来たのだ。
意見交換会の中で委員側からも意見が出され、昨年には警察庁交通局交通規制課から「訪問診療等に使用する車両に係る駐車許可の周知について」との事務連絡も出されており、警察側の柔軟な対応を求める素地が出てきていることや、春日井市のような取り組みについては、まずは本市における駐車困難地域を特定して、モデル的な取り組みから各々探ってみようとの話になり、引き続き、課題の解決に向けた検討を進めていく事で一致をみた。